動画制作における専門用語まとめ!

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動画制作に関わりたいけど専門用語が難しくて困っている…そんな悩みを持ったことはありませんか?
今回のブログでは、そういった方に向けて動画制作場面でよく使われている専門用語を簡単に解説していきます。気になるものがあればぜひチェックしてみてください!

動画規格に関する用語

エンコード(⇄デコード)
映像や音声データを目的に応じて別の形式データに変換すること。一定の規則に基づいてデータを圧縮、暗号化します。エンコードの逆をデコードと言い、動画ファイル特有のデータ形式になっているものを元のデータ形式に戻すことを指します。圧縮に対し、こちらは伸長と呼ばれます。

コーデック
映像や音声などのメディアデータをエンコード/デコードするためのプログラムのこと。

拡張子
ファイルの種類を識別するための文字列のことで、ファイル名の「.」の後ろにある文字列の部分を指します。一般的に用いられる拡張子の種類は以下の通りです。

アスペクト比
ディスプレイや画面、画像の縦と横の長さの比。「横:縦」で表記されます。代表的なアスペクト比に「4:3」(スタンダード)と「16:9」(ワイド)があります。

解像度
ディスプレイやデジタル画像などのビットマップ画像における画素の密度を表す数値。解像度が高いほど綺麗で精細な画像になり、低いほど荒い画像になります。単位は「dpi」(dots per inch)です。

ビットレート
映像1秒間あたりに受信可能なデータ量のこと。bps(bits per secound)と表されます。

フレームレート
映像1秒間に使用されている画像のコマ数のこと。fps(frames per second)で表され、数値が高いほど滑らかな動画になります。

動画撮影に関する用語

カメラ写真

ロケハン
ロケーション・ハンティングの略で、写真や映像を撮影する際に事前に撮影場所を訪れて下見や下調べを行うこと。

カムコーダ
映像を撮影するビデオカメラと、記録を行うVTR(ビデオテープレコーダ)が一体化した映像記録装置のこと。動画の撮影用カメラとして主流の装置の一つです。

被写界深度
写真を撮影する際に、ピントを合わせた部分の前後のピントが合っているように見える部分のこと。この範囲が狭い時には「被写界深度が浅い」と言い、逆にピントが合っているように見える範囲が広い場合には「被写界深度が深い」と表現します。

インサートカット
一続きの映像の中に別の映像やカットを挿入すること。インタビュー映像などでよく用いられている手法の一つです。

動画編集に関する用語

動画編集写真

マルチリンガル
一つの動画の中に日本語と英語などのその他の言語の音声が2種類以上含まれているもの。グローバル化に伴い、他言語に対応した動画が増えてきています。

オーサリング
文字や画像、音声、動画などの素材を組み合わせて一つのコンテンツやソフトウェアを作成すること。

フッテージ
読み込んだ画像、音声、動画データなどの素材のこと。

テロップ
テレビカメラを通さずにテレビや動画の画面上に文字、図形、写真などを映し出すための送信装置。またその文字や絵のことを指す場合もあります。

BGM・SE
BGMとはBack Grand Musicの略で、背景音楽のことを指します。BGMを追加すれば、動画コンテンツに臨場感が生まれ、さらに印象深い表現が可能になります。一方、SEとはSound Effectの略で、効果音を意味します。実際の動作音を録音したり人工的に音を作り出したりすることで制作されています。動画コンテンツに演出を与え、視聴者が受けるインパクトを高めることができます。BGMやSEといった「音」は動画の質を高めるのに効果的です。

エフェクト
撮影素材に追加する特殊効果のこと。タイトルやシーンの切り替え、音声、映像に活用されることが多く、動画の表現方法が格段に広がります。動画に動きがつき、視聴者の印象に残りやすくなるでしょう。シーンの切り替えに用いれば、シーンの前後で分断がない滑らかな動画を作成することができます。

キーフレーム
動画の始点と終点を指定し、その中で編集作業を行うこと。細かい範囲を設定して編集を行うことができます。

カラーグレーディング
映像に色彩補正を加えること。撮った映像の色味を調節することで特定の雰囲気やイメージを作り出し、映像の表現力を高めることが可能になります。

クロマキー合成
色の違いを利用して、ある動画の被写体を切り抜いて別の動画に埋め込む合成方法のこと。緑色や青色の背景で被写体を撮影し、それを切り抜いて別の動画に入れ込むのが一般的です。

モーショントラッキング
被写体の動きに合わせて画像や文字などの素材を追従させる編集機能のこと。

レンダリング
映像に追加したエフェクトや音声、字幕などの複数のデータを一つの動画として統合すること。この処理を行うことで編集内容を映像に反映することができます。

サムネイル
動画やファイルなどを実際にクリックしなくても内容が一目で理解できるような縮小画像のこと。人目をひくようなアイキャッチ画像を用いると効果的です。

パン・ティルト
パンとは映像の撮影技法の一つで、カメラを固定した状態でカメラの首を左右へ水平に動かすこと。上下にカメラを動かす場合はティルトと呼ばれます。

シーケンス
複数のシーンが集まって一つのストーリーになった映像のこと。また、作りたい動画の「土台部分」としての意味もあり、シーケンスに当てはめて素材を並べることで編集を進めることができます。

MA
Multi Audioの略で、映像部分の編集が終わった後にノイズ除去やBGM、効果音、ナレーションの追加などの音声編集を行うこと。

ジャンプカット
同様のショットを時間の経過を飛ばしてつなぎ合わせること。時間やアクションが急に飛んだような表現をする際に用いられます。

まとめ

撮影イメージ画像

いかがだったでしょうか?今回は、動画制作場面においてよく使われている専門用語のみピックアップしてご紹介しました。まだまだ沢山の用語が存在するかと思いますが、今回のブログが少しでも皆様のお役に立てば嬉しいです。今後も色々な情報を発信していきます!

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